岩手山西側だは、大地獄谷・黒倉山山頂部・黒倉山〜姥倉山稜線部など 既存の噴気が強まり、大地獄谷西小沢、黒倉山〜姥倉山北斜面などで広範囲 に笹枯れが進み、新噴気群が多数あらわれている。活動は断続的であるため、 ヘリコプターによる機上観測でも、強い噴気に遭遇する機会は多くない。この日 は特に活動が活発であった。
文責:斎藤徳美 「第83回 火山噴火予知連絡会資料」より